機能にこだわり、歯並びを治すだけではない治療体験を提供したい

歯科医師だった父の姿を見て育ってきたことが１番のきっかけだったかと思います！

小さい頃は医科にも興味があって、外科医を目指そうかと考えたタイミングもありました。
しかし、自分が手先で細やかな作業をすることに適性があると思えたことや、多くの病気の原因が実はお口の中にあること、そしてやはり父の影響もあって歯科医師を魅力に感じてこの道に進んでいます！

父の代からこの場所で開業していたので、それを引き継いだ形になります。
長年このエリアで診ているご家族や、県外から来院される方、また海外の方まで多様な患者様とご一緒させていただいてます！

面白いとは少し違うのですが、矯正治療で患者様自身がきれいに、そして健康になっていく姿を見れることは、私が歯科医師を続けている大きな喜びの一つです。また、お子さんの患者様の成長発育自体が明らかに改善されていくことにやりがいを感じますね。

おっしゃる通りです！
とある患者さんで、結婚式に向けて矯正を決意して一所懸命頑張った方がいたのですが、治療が終わった後に「すごくよかったです。これで良い写真が撮れます」と言ってくださった時は矯正医になってよかったなって思いました！

初診の患者様に対して、可能な限り現状を具体的に説明し、その状態が続くことのリスク、これから行う治療の詳細をお伝えすることにより、治療が終了した時にどんな良いことが起こるか++をイメージして頂くこと__だと思います。

勿論、色々なやり方があると思いますが、パパッと診てチャチャっと説明して、機能面を無視してただきれいになります、と説明するだけでは真に患者様のためにならないのだろうなと。

日々論文を読んだり、他院の先生方と交流させていただいていることが根本的にはあると思います。
その上で、あえて渡米をして、SmileTRUを考案したDr.J.W (Skip) Truitt先生に師事した経験がとても大きかったと思います。

その際の経験から、今でも疑問を持ったり悩んだ際に、世界中の先生方と情報交換できることは私がとても恵まれている点だと思います！

子供だとしても、大人と変わりなく、しっかりと一人一人の個性に向き合って治療のモチベーションを作ること、またその方の成長そのものを正しい方向に修正しこの先の人生をより良いものとなるように導くことが重要だと考えています。

例えば、手術の大変さや抜歯がもたらす今後のデメリットを伝えてあげたり、症状が続くことによってスポーツのパフォーマンスや勉強における集中力が下がってしまう可能性、また顎関節症になる可能性などを伝えます。

子供だからこそある意味シンプルに、純粋にメリットデメリットを伝えてあげることで矯正の意味を理解してくれるものですよ。

ガミースマイルや歯ぎしり、かみ合わせが逆など、症状が出ているのであれば小児矯正は早いタイミングで始めた方が良いと思います。
早いタイミングでアプローチすることでその後のお顔の成長や健康に大きく影響するからです。

自分で探すだけだと「とりあえず近くの矯正歯科に行っていみよう」となってしまう方もいるかもしれないのですが、できれば2〜3院に行ってみてください。

そして、見た目だけでなく機能や顎関節を含む「正しいかみ合わせ」に拘って改善してくれる先生を探していただけたら良いと思います。
その上で、治療の選択肢をたくさん提示してくれたり、費用面なども考慮してベストな選択肢から提案してくれる先生と出会ってほしいですね。

はい、歯並びというのはちゃんとした機能の上にきれいに並ぶものであって、見た目だけをきれいに整えても後から不具合が出てきたりします。

特に矯正は自費治療になってくるので、心から自分が納得したところで治療を受けれるように労力を割いて欲しいです！